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みなさん、こんにちは。編集部の原です。今回も「一体、自分史とは何?」を更に深く掘り下げていきます。今回は「自分史を作るメリット(利点)」についてお伝えいたします。
自分史を作ることでどういったメリット(利点)があるのでしょうか。いくつか具体例をあげてみます。
自分を客観的に見て、どういう人間かを再確認できる。
記憶をさかのぼり過去の経験を書き出す作業をすることで、自分自身を客観視することができます。自分がどういう行動を選択し生きてきたのか、どういう考え方や信念のもと物事に取り組んできたのか。それらを改めて解釈し、自分という人間がどういう人間なのかを再認識する機会となるのです。
仮に当時はとても辛かった経験でも、改めて見つめ直すと、その困難を克服したことがきっかけで、現在の自分があるといったことが見えてきたりします。
過ぎ去った嫌な経験や出来事でも、半生を俯瞰してみると、あなたの人生を豊かにするための転機に過ぎなかったのかも知れません。これからの人生でも悲観的、否定的な解釈のまま生きるのではなく、自分史作りをきっかけに再解釈することで、ポジティブに将来へ進むことができるようになるのです。
過去、自分自身で選択してきた事柄を再認識することで、自分の「強み・弱み」「価値観」「適性」などが分かります。
本当にやりたかったことや、将来こうなりたいという願望が、自分自身が選択してきた歴史の中に隠されています。単に過去を振り返るのではなく、「なりたい自分」を明確化することが、自分史作りの醍醐味です。シニアの方もセカンドライフを豊に過ごすヒントがそこにあるはずです。
自分が生きたあかしを形にして残せる。
あなたがどのような人間で、どういう人生を生きてきたのか、一番良く理解しているのは、あなた自身です。あなたがそれを残そうとしなければ、それは誰にも伝わらず消滅してしまいます。あなたの体験を自分史として残すことにより、親族・家族、そして子孫に伝わり受け継がれてゆくことでしょう。それは、あなたからの一方的な伝承だけではなく、子孫からすれば、「自身のルーツ」を知るきっかけにもなるのです。
趣味や生き甲斐を再認識できる。
半生を振り返ると、多忙な社会人生活の中で、いつの間にか止めてしまった学生時代の趣味、仕事には関係ないが得意だったこと、一時夢中になったことなど、過去に埋もれてしまったことが、記憶の中から掘り起こせるかもしれません。それらを再認識することで、将来の人生を豊かにすることができることでしょう。
自分を認め、赦し、好きになる。
改めて自分の半生を見つめ直すと、どのような選択や体験をしてきたのか、自分の長所や短所は何か、好きだったことや嫌いなことは何なのかを俯瞰することになります。 「あれは大変だったけど、やり遂げたなぁ」「あの時は本当に辛くて逃げることしか頭になかった」「あれを乗り越えたからこそ、今がある」「もう、あのことは水に流してもいいよね」など、再認識・解釈することで、自分を認め、赦し、そして好きになるきっかけになるのです。
いかがでしたでしょうか。次回は「自分史の作り方」をご紹介いたします。先が気になる方には、まとめ記事をご用意しておりますので、是非ごらんください。
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