MENU

お気軽にお電話ください!

\ メールはこちらから/

【自分史編集部だより Vol.51 】「自分史」の作り方

自分史の作り方イメージphoto

みなさん、こんにちは。編集部の原です。「一体、自分史とは何?」をテーマに3回に渡ってお伝えしてきましたが、いよいよ最後の章となりました。今回は「自分史の作り方」をお伝えいたします。

Contens

自分史の作り方

自分史を作りたいと思っても、何から始めれば良いのか分からない。作り方そのものが分からない。という方もいらっしゃると思います。

実は、自分史を作る場合、「このようにしなければならならい」というルールはありません。「自分史の在り方は自由」なのです。年表にまとめるだけでも、文章だけでも、書籍の形でも、ファイルに閉じただけでも何でも良いのです。あなたの半生を振り返って、あなたが書き残したいことを書いていく。それが自分史なのです。

まずは「自分史」を作る目的を明確化する

自分史作りで最初にするべきことは、「自分史を作る目的や意味を明確にする」ことです。途中で挫折しないためにも、これがとても大切です。

一生を通して続けてきた仕事や人間関係から学んだことを、生きるための知恵として孫に伝えたいとか、過去の意味付けをすることにより将来の生き甲斐を見つけたい、などの理由を明確にしましょう。そうすることで実際に作成する際に軸がぶれずに作業を進めていくことができます。 また目的を明確化する上で、「誰に読んで欲しい」のか対象も決めましょう。例えば、対象が10代の孫だった場合、難し過ぎる古風な表現や漢字の使用を避けたり、対象が同業畑の人たちでなければ、専門用語は回避したりするなど、書き残し方も変わってきます。

まずは「年表」から作ろう

自分史を作る目的が明確になったら、年表から作ることをオススメします。生まれてから現在に至るまで、経歴や職歴、自分の記憶に印象深く残っていることを年代ごとに記します。印象深く残っていることは、自分自身の人生の転機となっていることが多いからです。

一通り、自分の年表を書き記したら、今度は当時の世の中で起こった社会的問題や事件、流行と共に、自分がどのような行動をとったか、どう思ったかを書き記していきましょう。

世の中で起こったことに対して、当時の自分の感情や考え、置かれた状況を思い出すことにより、その時代といかに「自分の人生が関与」していたかが明確になります。

自分史を記す上で、文章の量や上手い下手を気にする必要はありません。また、「この事柄を書くべきだろうか」と迷ったことでも、とりあえず一度は書き出します。後であなたが不要だと思うことは削除すれば良いので、自由に思い出したことをつづりましょう。

年表以外に、座右の銘や自分が好きなこと、これだけは許せないこと、また趣味や大切にしてきたことなども自由に書き出してみましょう。これらは「自分自身が心の拠りどころにしていること」であり、それらと過去の出来事との関係性を読み解くと本来の自分像が見えてきます。

年表の形式に決まりや制限はありませんが、年月日、その時の自分の年齢や立場、自分史として起こった出来事と感じたこと、当時の流行や社会的事件を1行に書き込みましょう。

幼少時代、大学時代、新社会人時代、など人生の節目ごとに章を作り、分けていきましょう。

また、「仕事」「趣味」「家族」など、テーマごとに段を分けるのも見やすくなります。

ダウンロードできる自分史用の年表記入シート(エクセル)をこちらに用意しておきますので、必要な方はご活用ください。

自分史の作り方は自由。業者へ外注もあり。

既述の通り、自分史の在り方は自由です。年表だけでも立派な自分史ですし、動画で作ったり、写真やイラストを多用したりと、決まった形式はありません。

形式が自由ということは、作り方も自由です。文章が苦手という方は業者に外注する方法もあります。業者によって価格は様々ですので、数社見積もりをとるのも良いでしょう。

ただ、あなたと二人三脚で自分史を作っていくことになりますので、コストも大切ですが、「あなたと業者との相性」も大変重要となります。電話の対応や過去の実績などで業者を見極めてください。

文章が苦手な方は「お話し取材」で代筆してくれる制作業者のサービスもオススメです。

自分で文章を書きあげたい方には、文章を書くコツをまとめた記事をこちらに用意していますので、是非ご参考ください。

まとめ

自分を知り、長い人生を後悔なく、もっと戦略的・計画的に生きていくためのツールが自分史とも言えます。

人生100年と言われるようになった近年、自分史というもので過去を棚卸して、未来へ向かう準備をすることは非常に意義があるのではないでしょうか。書籍のような立派なものではなく、年表だけでも十分に気が付くことがあります。

今後は人生に一度だけ「自分史」を作るのではなく、一人が何度か「自分史」を作る時代がくると弊社は考察しています。 思い立ったが吉日。気軽な気持ちで自分史作りを始めてみませんか?

4回に渡ってお伝えした「自分史とは何か?」でした。過去の投稿をまとめた記事も用意してありますので、気になる方は下記をご覧ください。

URLをコピーする
URLをコピーしました!

原 雄一郎のアバター 原 雄一郎 自分史制作アドバイザー

自分史制作アドバイザーの原 雄一郎です。

編集制作・出版業界22年以上のプロがあなたの自分史をつくります。「話す」だけで完成、執筆は弊社にて。取材訪問日は土日祝日も対応、全国出張承ります!フルカラー、A 4サイズ、全20ページを5冊を納品いたします。

Contens
閉じる