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皆さん、こんにちは。編集部の原です。今日は「自分の中に曾爺ちゃん」を感じた体験をお話しします。
先日、知人のお店が自前で改装リニューアルOPENを目指すということで、ペンキ塗りのお手伝いをしてきました。
お声がけ頂いた時は、未経験の私なんかが、お店のペンキ塗りをしてしまっても良いのだろうか、と思いました。当日は同じような思いを持った店主の知人たちと、店主とでペンキ塗りがスタートしました。
暫くすると、同じペンキ塗りをしたことがない人たちの中でも、綺麗に塗れる人とそうでない人とが出てきます。私はというと、「おお~!! 原さん、本当に初めてペンキ塗りをするのですか?上手ですね!!」と褒められるではありませんか・・・。
そう言われた瞬間のことです。鳥肌が立ちました。
突然、子どもの頃「曾爺ちゃんは、腕の良い左官工で壁塗りが上手だった。東京にいても大阪から依頼がくるほどだった」と父親に聞かされたことを思い出したのです。「壁を塗る」のと「壁にペンキを塗る」のとでは、技術的には違うことなのでしょう。しかし、我々素人からすると、両方とも職人の仕事です。
以前、家系図づくりを目指して、曾爺ちゃんの生まれ育った長野県の村を旅した際、その村には黄色い土で塗られた壁が特長的な古い建物がたくさんありました。その黄色い壁の家々が村の景観を作っていました。曾爺ちゃんはきっと、ここで腕を磨いて東京に出てきたんだろうなぁ、と思いながら村の情緒を味わいました。
自分には、そんな曾爺ちゃんの血が流れていると感じることができた瞬間でした。会ったことはない曾爺ちゃんではありますが、確実に自分の中に彼が生きていることを実感しました。
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