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こんにちは。自分史編集部の原です。先日は大阪の企業様から「社史」制作依頼を受けて二代目社長さんにインタビューをしてきました。ご自身が40歳くらいの時に専務に就任されてから、創業者の父親のやり方では時代についていくことが難しいと感じて、たくさんの改革を行ってこられたそうです。しかし、父親が亡くなられて、ご自身が社長に就任した後、社長業が板についてくると「経営者としての父親の偉大さ」が分かったと言います。
父親の教えのひとつに「地域に密着した商売」があり、その一環としてある日父親は最寄り駅から社屋までのゴミ拾いを始めたそうです。専務の息子さんと社員たちは一体何を始めたのか?と唖然として父親に問い質すと「こんだけの短い距離でこんなにたくさんのゴミが落ちているのは異常や。ゴミが溜まって汚くなった場所には悪い人間が増えて、治安も悪化する。うちの会社はここ数年赤字で税金を払えていないし、拾ってきたゴミはうちの業務で出た産業ゴミと一緒に捨てればいいだけのことだから、少しでも地域のお役に立とうやないか」と言われたそうです。
それが切っ掛けとなり、社員総出のゴミ拾いが始まり、今では地域の方々にも「あそこの会社がボランティアでゴミを拾っている」と認知されるようになって、近隣の小学校の生徒が社会科の授業で見学に来るまでになったそうです。
このような先代や創業者の気持ちや考え方を後世に残せるのが「社史・自分史」の良いところですね。
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