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日頃、ちょっとした時に御父母の老いを感じることや、感謝の気持ちを伝えたいけど、そのきっかけがない、なんてことはありませんか? 母の日・父の日はそんな親御さんにカジュアルに感謝の気持ちを伝えられる絶好の機会です。
2023年の母の日は5月14日(日)、父の日は6月18日(日)です。毎年、母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日です。母の日はゴールデンウィークが明けて直ぐの5月初旬から中旬ごろとなります。感謝する気持ちは同じなのに、忘れがちな父の日ですが、母の日が過ぎたころにカレンダーでチェックすると良いかもしれません。
年 | 母の日 | 父の日 |
2023年 | 5月14日(日) | 6月18日(日) |
2024年 | 5月12日(日) | 6月16日(日) |
2025年 | 5月11日(日) | 6月15日(日) |
2026年 | 5月10日(日) | 6月21日(日) |
2027年 | 5月9日(日) | 6月20日(日) |
2028年 | 5月14日(日) | 6月18日(日) |
2029年 | 5月13日(日) | 6月17日(日) |
2030年 | 5月12日(日) | 6月16日(日) |
2031年 | 5月11日(日) | 6月15日(日) |
2032年 | 5月9日(日) | 6月20日(日) |
2033年 | 5月8日(日) | 6月19日(日) |
17世紀の英国やアイルランドではキリスト復活祭(イースター)の40日ほど前の日曜日を「マザリングサンデー(Mothering Sunday)」と呼び、貴族の邸宅に奉公に出された子供たちや出稼ぎ労働者が母親と過ごすために帰郷させました。その際に雇い主から預かったお土産を手に帰省した子供たちは、母との再会を喜び、地元の教会に足を運んだそうです。現在も母親に贈り物をして感謝の気持ちを伝える風習として残っています。贈り物にはカーネーションの花ではなく、ラッパ水仙をプレゼントし、家族でシムネルと呼ばれるフルーツケーキを食べながら団欒の時間を過ごします。
現在のカーネーションを贈る習慣の由来は、100年ほど前のアメリカ・ウェストヴァージニア州にさかのぼります。アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、1900年代前半の5月の第2日曜日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが始まりだと言われています。アンナの母親は白いカーネーションが好きだったそうです。
この習慣は1910年、ウェストヴァージニア州の知事が「5月第2日曜日を母の日にする」と宣言し、徐々にアメリカ全土に広まっていき、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。
日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治時代末期です。1915年(大正4年)には教会でお祝いの行事が催されるようになり、やがて民間に定着していったと言われています。
その後、1931年(昭和6年)に皇太后の誕生日(3月6日)を母の日とし、1937年(昭和12年)には森永製菓が20万人のお母さんを東京の遊園地(としまえん)に無料で招待し「母の日大会」を開催しました。「ありがとうお母さん!」と掲げ、母子たちが遊園地で楽しんだイベントがメディアに大きく掲載されたことで、日本全国に母の日が知れ渡りました。
第二次世界大戦が終戦となり、アメリカ文化が流入してくると、アメリカの習慣にならって5月の第2日曜が「母の日」とされ、カーネーションを贈ることが日本全国に普及していきました。「女性の愛」という花言葉を持つカーネーション。その中でも赤いカーネーションは「母の愛」という意味も持ち合わせます。まさに母の日の贈物にふさわしい花と言えますね。
母の日にプレゼントされるカーネーションの花言葉は、「女性の愛」や「純粋な愛情」などですが、色によってはネガティブな意味合いもあるので贈る際には注意が必要です。下記に色別の意味を掲載します。
色 | 花言葉や意味 |
赤 | 母の愛、母への愛、真実の愛、純粋な愛 |
ピンク | 温かな心、気品、感謝 |
オレンジ | 熱烈な愛、純愛 |
青 | 永久の幸せ |
紫 | 気品、誇り |
深い赤 | 私の心に哀しみを |
白 | 尊敬、私の愛情は変わらない |
黄色 | 嫉妬、軽蔑 |
母の日同様に父の日の発祥はアメリカだと言われています。アメリカのワシントン州スポケーンに住んでいたソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)という女性が嘆願したことに起源があります。彼女の父親は元軍人であり、南北戦争後に男手ひとつで子ども6人を育て上げました。末っ子だったソノラは兄弟分け隔てなく子どもたちを愛してくれる父親を敬愛していました。
ソノラは、ある日教会で牧師の話から1907年に5月に提唱され、すでにアメリカ国内に広く浸透していた「母の日」の存在を知りました。そして、「母に感謝する日があるのに、なぜ父の日はないのだろう」と考えました。
そこで、町の牧師に「お父さんにも感謝を伝える日を作りたい」と訴えました。牧師はその想いをくみ取り、翌1910年にソノラの父の誕生月である6月の第3日曜日に、最初の父の日が祝われることになりました。
当初は、なかなか一般的に浸透しなかった父の日でしたが、1916年の式典で第29代アメリカ大統領のウッドロー・ウィルソンが演説で「父の日」に触れ、1966年には第36代大統領リンドン・ジョンソンが大統領告示として「父の日」を称賛し、6月の第3日曜日を「父の日」と定めました。その後、1972年には父の日が正式に記念日として制定されることになります。
日本で父の日が認識されるようになったのは、1950年代頃と言われています。百貨店が購買を促すイベントとして父の日を謳い出し、1980年代から認知されるようになってきました。また、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が父の日の定着に一役買っています。「日本ファーザーズ・デイ委員会」が芸能人やスポーツ選手などの著名人から「素敵なお父さん」として選び、「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」を贈るイベントは今でも注目を集めています。
既述のソノラが、亡き父親のお墓に白いバラを供えたことに由来して、アメリカでは父の日にはバラを贈るそうです。アメリカでは母の日(カーネーション)も父の日にも、父母が健全であれば赤い花を、亡くなっていれば白い花を贈るそうです。
日本では「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の影響もあり、父の日に贈る花は、黄色のバラやヒマワリが多いようです。黄色には「尊敬・希望・幸せ・富貴・向上・嬉しさ・楽しさ・暖かさ」といった意味合いがあります。黄色いバラの花言葉は「さわやか・献身」、ヒマワリは「憧れ・輝き・敬慕」などです。まさに黄色が持つ意味やイメージが「父への尊敬」や「家族の幸せ」を想う父の日と重なったようです。
定年退職の感謝の印に、誕生日に、結婚記念日に、長寿のお祝いに。後日取材や写真選定などの制作に入ります。
【マガジンタイプ】5冊 180,000円 (税込198,000円)
【書籍タイプ】 5冊 260,000円 (税込286,000円)
親御さんの半生を振り返る自分史や、夫婦ペア自分史以外にも、園芸の好きなお母さんが育てた花の写真と共に「お母さんにとって園芸とは?」といった内容の文章を掲載したものや、お父さんが集めてきた骨董品の写真とその想い入れをつづったものなど、「趣味の自分史」もオススメです。
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