MENU

お気軽にお電話ください!

\ メールはこちらから/

【自分史編集部だより Vol.66】子孫に引き継げるもの

編集部だよりVol66 運動着の継承イメージ画像

皆さん、こんにちは。自分史編集部の原です。今日は「子孫に引き継げるもの」についてお話したいと思います。

皆さんは、子どもや孫に何を引き継ぎたいですか?今まで生きてきて学んだ教訓や知恵など無形のものだったり、大切にしてきた品物だったり、人それぞれだと思います。

私の場合は、教訓や知恵以外にも「自分たちのルーツがどこから来ているのか」を伝えたいと考えて、以前「家系図」を可能な限りさかのぼって調べあげました。(詳しくはこちらの⇒過去記事をお読みください)

私の息子から7代前まで調べることに成功し、息子に先祖の名前は「新左衛門」だったことを伝えると、息子からは「かっこいい名前だね」という言葉が返ってきました。

品物を引き継ぐ時も、その品物にまつわるエピソードや想いと共に渡せるといいですよね。

先日のことです。物持ちの良い私が大掃除をしていると、小学校5年生の時に着ていたパーカーが出てきました。当時サッカー部に所属しており、チームメイト達はかっこいいスポーツブランドのジャージやスパイクに身を包んでいましたが、堅実家の両親から私は量販店の無名ジャージを買い与えられており、子どもながらに恥ずかしさとチームメイトへの羨ましい気持ちを抱えておりました。

涙ながらに両親へスポーツブランドの運動着が欲しいと訴え、ようやく買ってもらうことができた初めてのスポーツブランドがこのチャンピオンのパーカーでした。数十年ぶりにそのジャージを手にするとその淡い思い出と、今にして思えば両親に対して申し訳ない気持ち、そして感謝の念が浮かんできました。

そんな思い出とエピソードと共に、今年6年生になった私の息子にそのパーカーを託しました。

「これはね、パパが初めてお爺ちゃんとお婆ちゃんに買ってもらえたスポーツブランドのパーカーだから、大事に着てね」

物がありふれた世の中だからこそ、その品物にどういった想いや歴史があるかが分かると、もっと物を大切にできる気がします。

URLをコピーする
URLをコピーしました!

原 雄一郎のアバター 原 雄一郎 自分史制作アドバイザー

自分史制作アドバイザーの原 雄一郎です。

編集制作・出版業界22年以上のプロがあなたの自分史をつくります。「話す」だけで完成、執筆は弊社にて。取材訪問日は土日祝日も対応、全国出張承ります!フルカラー、A 4サイズ、全20ページを5冊を納品いたします。

Contens
閉じる